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「マビノギ」2周年記念オフラインイベントレポート:G6最新情報&世界初公開のG7情報も
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印刷2007/04/23 19:48

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「マビノギ」2周年記念オフラインイベントレポート:G6最新情報&世界初公開のG7情報も

 4月21日に都内で開催された「マビノギ」2周年記念オフラインイベントの模様をお伝えしよう。このイベントは,その名のとおりサービス開始2周年を記念したもので,マビノギのファンイベントとしては初めてのものとなる。

 このイベントには800名を超える応募があり,当日は抽選に当選した幸運なプレイヤーが会場に招待されていた。オフラインイベント開会に先立って,周りの人とキャラクター名を書いたシールを交換するように指示があり,初めて出会う同じサーバーのプレイヤー相手におずおずとした感じながら交流が始まっていた。

 そして,イベントが開始。まず,マビノギの2年間の軌跡が紹介された。スライドを流しつつ,ネクソンジャパンマーケティングチームマビノギ担当の加藤むぎのさん,devCATスタジオ運営チームローカライズユニット長のメン・ジソンさん,ネクソンジャパン運用部マビノギチーム八木沢彰彦氏がそれぞれに思い出とともに解説を行った。

ロナとパン。ほかのキャラに比べて極端に表情が多く作られている


マビノギの歴史を振り返る。後ろはクローズドβテストの画面
 2005年1月のクローズドβテストでは,3000名の募集に対し4万5000人もの応募があり,開発元でも反響の大きさに驚いたようだ。オープンβテストでは,テスターが殺到し,村でのアルバイトがクリック競争になってしまって,全然お金が稼げなかったなど,いまとなっては懐かしい話である。
 モリアン,キホールの新サーバーの追加でやや混雑が緩和され,正式サービスとともに「G1(ジェネレーション1)女神降臨」が導入された。女神モリアンが夢の中に現れるというイベントムービーが,突然流れ出して驚いた人も多いようだ。その後,「G2パラディン」「G3ダークナイト」,2006年になって新大陸イリアの追加,馬の導入,そしてチャプター2の開始,デザートドラゴンなど巨大生物の導入,新種族エルフの追加など,さまざまな拡張の導入とその時期の思い出が語られた。
 ちなみに私が一番熱心にプレイしていたのは,クローズドβテストとオープンβテストの間に行われたオープン負荷テストの時期だったのだが,紹介からは割愛されていたようだ。
 歴史解説の合間には,キャラクターや風景のラフ画やコンセプトなどが紹介された。ナオの設定イラストなどは好評だったようだ。

ナオの各種コスチュームラフデザインイラスト


鏡の魔女(11歳版)とウェンディゴ
■鏡の魔女の住むパルー遺跡

 さらに,4月26日に導入されるパルー遺跡のラフ画も公開された。パルー遺跡は,最初,雪と氷の世界として描かれたのだが,それだけではかなり単調な世界となってしまったので,氷に閉ざされた遺跡というコンセプトで作り直されたという。
 パルー遺跡のボスである鏡の魔女は,冷たく冷酷なイメージ。衣服なども寒色系を用い,アイス系の魔法を使うという。体力が少なくなると鏡の中に入って休息する。鏡の魔女と呼ばれる所以である。イラストは11歳相当のもので,20歳版に変身するとのこと。また,魔女をウェンディゴ(モンスター)の肩に乗るようにしようと,いろいろ苦労があったようだ。このウェンデイゴはかなり手強いモンスターなので,情報を集めないと倒すことは難しいだろうとのこと。
 途中,解説をするメン・ジソンさんに八木沢氏から「ウェンディゴの右手が氷っているのには意味があるのか」という質問があったのだが,それに対しては「答えられません」とのことで,なにやらそのあたりに秘密が隠されているようだ。



モザイクで提示された謎の優勝賞品
■盛り上がりを見せたクイズ大会

 続いて,各サーバーの代表者による,クイズ大会が行われた。
 まず,モザイクのかかった状態で優勝したサーバーへの謎のプレゼントが発表されると,会場内が騒然となり,代表者にも気合いが入ったようだ。

 クイズは,イントロクイズ,間違い探し,セリフ当ての3種類。BGMを聞いてどのNPCのBGMか当てるというのも,マビノギならではのものかもしれない。間違い探しは,文字どおり表示された画像の間違いを指摘するもの。セリフ当ては,テキストで表示されるセリフが誰のものか当てるというもの。問題は簡単なものからかなり難しいものまで取り混ぜられており,結婚式場で中央のエンブレムがわずかに違うという問題は,マビノギチームでも分からなかったという難問で,出題者も解かれてちょっと悔しいとコメント。それにしても,どの問題も即答が多く,異様にハイレベルの展開となっていた。

 2006年12月に開設されたばかりのトリアナサーバー代表は,事前の挨拶では「ごめんなさい! 無理です」としていた割には,イントロクイズやセリフ当てで抜群の速さを示し,古豪マリーチームとともに1位通過を果たしていた。

 さらに全員参加の○×クイズも行われた。
 ○×クイズで最初に明暗を分けたのは次の一問だ。

「エリンの赤い月イウェカは,エルフの月という意味である」

 正解は○。○×クイズでは,全体に古参サーバーの健闘が目立った。まあ,「最初に課金アイテムで導入されたペットの種類」とかを,新設サーバーの人に答えろと言うのも無理がある気はしたのだが。

ほとんどの人が「×」(裏側は逆の記号)だが……


左から,ネクソンジャパン運用部マビノギチーム 八木沢彰彦氏,ネクソンジャパンマーケティングチームマビノギ担当の加藤むぎの氏,devCATスタジオ運営チームローカライズユニット長のメン・ジソン氏
■幕間のひとコマ

 イベントの合間を縫って,マビノギプレイヤーからのお便りが紹介されたり,プレイヤーから寄せられた質問と回答が紹介された。ゲーム内で感動した話や,マビノギが縁で結婚するという報告もあり,会場も盛り上がっていた。
 質問のほうでは,メインストリームのストーリーはもう続かないのかという質問には,今後はメインストリームに絡むストーリーも展開されるとのこと。今後の展開に期待しよう。
 スタッフが好きなNPCは誰かという質問では,「変なネコ」「ブライス」など意見が分かれ,統一見解はないという結論。
 今年はデザインコンテストをするのかという質問には,できればやりたい,その方向で調整しているとのこと。
 最後に,カメラガールが出現する場所はどうやって決めているのかという質問に対しては,「カメラガールさんの行きたいところ」,要するに「中の人はいません」という回答だったのだが,なぜか八木沢氏がこのときばかりは終始うつむいて受け答えをしていたのがちょっと気になる。

 クイズの合間には,日本独自で行われたデザインコンテストの寸評なども行われた。採用作品より,ボツ作品のほうが受けはよいようで,版権的に激ヤバな作品などもいくつか提示されていた。八木沢氏は「こんなのを入れると各方面からお叱りと訴訟がきます。絶対やめてください」と言いつつも,結構楽しそうに紹介をしていた。

 そして,本日の目玉ともいうべき最新情報の公開が行われた。

デザインコンテスト選外作品より


■G6での新種族ジャイアント,そして韓国でも未発表のG7情報

 4月26日に実装されるG6では,新種族ジャイアントと新フィールドファイサス平原,新ダンジョンパルー遺跡,そして鏡の魔女が実装される。
 まず,日本初公開のムービーが上映されると,要所でどよめきが起こる。両手を突き出して喜びのポーズを取ったり,シベリアンハスキーっぽい犬がいたり,熊帽子をかぶっていたりと,ジャイアントというのはどんな種族なのかが非常に分かりやすかったようだ。

 続いて,ジャイアントのデザイン画と特徴が示された。
 当初,女性ジャイアントを男性ジャイアントと同じように作っていたら,ことのほか不評だったとのこと。とりあえず男性キャラだけということで実装したところ,これが非常に好評で,さらにジャイアントの女王というべきキリネの人気が高く,女性ジャイアントの要望が(日本でも)高まってきているという。
 4月26日の導入時には無理なものの,後日女性のジャイアントが実装される。イメージイラストのようなゴツめの女性なのか,キリネのようなグラマータイプになるのか,興味深いところだ。
 ジャイアントのNPCとしては,首長のクリューグ,そして女王キリネなどが登場する。人間ながらジャイアントと暮らす少女メルエルなども紹介された。
 なお,ジャイアントとエルフは敵対しており,どちらかを支持していると反対の種族の村には近づけなくなるので注意が必要だという。開発スタッフでも,つい忘れていて痛い目に遭っているようだ。



 さらに,今回特別に,現在企画中のG7に相当するエリアのイメージイラストが公開された。これは韓国でもまだ公開されていない情報である。G7の舞台となるのは,水をテーマとしたフィールドで,壮大な滝や湿原などのイメージが示された。水がテーマということで,船を使った戦闘なども検討されているようだ。また,とくに日本向けのフィーチャとしては,温泉を作れないかということで企画が進んでいるという。モンスターも水に関連したものが多くなる模様だが,まだ公開できるイラストはないとのこと。今後の追加情報に期待しよう。



可愛いエルフだが,作っているのはマッチョな男性とのこと
■盛会のうちに終了,次は3周年で

 最後に,クイズ大会の結果発表とプレゼント抽選会が行われた。クイズ大会の優勝はマリーチーム。前半戦,後半戦とも強さが目立っていた。2位は同点でルエリチームとタルラークチームとなり,初期サーバーの3チームが上位を独占した形となった。新規サーバーのトリアナも健闘していたのだが,参加率の低さが,全員参加の○×ゲームで致命的になったようだ。
 マリーチームには,優勝賞品のパナッシュを紅白(房の色違い)で,計4種類プレゼントされることとなった。なお,優勝サーバー(マリー)では,4月28日にイリア宝探しイベントが行われる。以前行われた宝探しイベントとは賞品を変えたいということで,マリーサーバーの人は期待しておこう。

 全員参加のプレゼント抽選会では,CDやグッズセットなどが配布された。目玉は,新種族ジャイアントを描いたサイン色紙の2枚セットで,計3名の人に贈られた。おめでとう。
 また,来場者全員へのお土産も発表された。ロナとパンのマグカップ(どよめき),ナオのどら焼き(大きなどよめき),オリジナルWebMoneyカード(拍手喝采)がプレゼントされた。
 新情報が公開されたり,ユーザー交流が行われたりとなかなか盛況のうちに閉会となった。閉会後も開場内で語り合ったり,記念撮影をするプレイヤー達の姿が見受けられた。開場前のよそよそしさは嘘のように消えていたのが印象的だ。また3周年に向けて,ゲームの中で交流を深めてほしいところだ。(aueki)

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