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Creative,「Sound Blaster X-Fi」のVista対応正式ドライバ公開
対応するのは32bit/64bit版すべてのWindows Vista。“Sound Blaster X-Fi対応”ではあるが,正確には「X-Fi Xtreme Fidelityチップ搭載のSound Blaster X-Fi対応」なので,Sound Blaster X-Fi Extreme Audioはサポートされない(同製品用には,機能制限のあるドライバが公開されている)。すでに最新ドライバページではリンクを更新してあるので,すぐに入手したい人はそちらからどうぞ。
さて,正式版となったものの,実現される機能そのものは,β版から大きく変わっていない。「X-Fi Crystalizer」や「X-Fi CMSS 3D」が有効になり,32bit版Windows Vistaにおいてデジタルストリームのパススルーが可能になるといった機能追加はあるものの,Windows Vistaでサウンド周りに大きな変更が加わったことによる制限もそのままだ。DirectSound/DirectSound 3D/EAX ADVANCED HD対応ゲームのアナログマルチチャネル出力は行えず,Dolby DigitalやDTS信号のデコードも不可能である。
あくまでWindows Vistaの仕様変更によるものなので,Creative Technologyに責任があるわけではないが,それでも,今回の正式版ドライバを導入したところで,DirectSound 3DやEAXを使ったゲームのアナログマルチチャネル出力を行えるようになるわけではないことは,憶えておく必要があるだろう。Windows XP世代までの3DゲームをWindows Vistaで動作させ,かつアナログマルチチャネル出力を利用したい場合は,現在β版が用意されているCreative Technologyのオリジナルツール「ALchemy」が必要になるので,この点は要注意だ。
というわけで,いろいろ制約はあるものの,とにもかくにも正式ドライバという形で“第一歩”が踏み出されたことは評価したい。いずれALchemyがドライバに組み込まれるのを期待しつつ,(Xtreme Musicを除く)Sound Blaster X-Fiユーザーで,Windows Vistaを利用している人は,導入するといいだろう。
ただし,ドライバのアップデート作業が自己責任であることは,くれぐれもご注意を。(佐々山薫郁)
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