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「リネージュII」大規模アップデート「セカンドスローン 希望のグレシア」テストプレイレポート:バイタリティシステムや戦闘システムの仕様変更などをチェック
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より詳細な情報については,従来どおりアップデート実施後に,公式サイト内「大規模アップデート情報」ページで紹介されるが,本稿ではおさらいの意味を込めて,これまで発表されたアップデート情報をまとめつつ,エヌ・シー・ジャパンのテストサーバーで確認できた内容を織り交ぜてお伝えしていこう。
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ユニークなインスタントゾーンの追加や
既存狩り場のバランス調整など
セカンドスローンにおける狩り場の追加/変更点は,特設ページや4Gamerでお伝えしているとおり,下記のようになっている。
・インスタントゾーン3種の追加
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なお,「ニア カマロカ」はネットカフェポイントを消費して楽しむコンテンツで,「リム カマロカ」は公認ネットカフェ専用のコンテンツとなっている。ネットカフェは一切利用しないという人は,「カマロカ」にしか挑戦できないので,その点は注意してほしい。
![]() ※リム カマロカの維持時間は、戦闘時間20 分、報賞の受け取り時間10 分の合計で30 分です |
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・クルマの塔のリニューアル
かつては,二次転職を済ませたキャラクター達の定番狩り場だった「クルマの塔」だが,現在ではより経験値効率のいい狩り場が存在することもあって,やや寂れ気味だった。そんな「クルマの塔」も,セカンドスローンの導入によって大きくリニューアルされる。
従来のクルマの塔は,どんなキャラクターでも狩りが楽しめる一般的なダンジョンだったが,アップデート後はレベル55以下のキャラクターしか進入できなくなる。また,上層へ進むための経路やモンスターの配置が変更されるほか,モンスターから得られる報酬も増加するとのこと。テストサーバーでは確認できなかったが,討伐すると補助魔法をくれるモンスターも登場するようで,全体的に「プレイヤーに優しい」バランシングになるということだろうか。対象レベルに当てはまるキャラクターを持つ人は,セカンドスローン実装後に,クルマの塔がどう変化したのか確認してほしい。
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・既存フィールドのリニューアル
セカンドスローンでは,「バルカ シレノス駐屯地」「無法者の森」「野獣の庭園」において,近接攻撃クラスの狩り効率が向上するというリニューアルも行われる。具体的にどう変化するのかは,特設ページやリリースを見ても判断できないが,テストサーバーで確認したところ,上記フィールドのモンスターに「弱点:近距離物理攻撃」が設定されていた。リネージュIIにおける「弱点」システムを考えると,そういったモンスターへの近距離物理攻撃ダメージは目に見えて増加するものと思われる。中〜高レベルの近距離物理攻撃クラスを育てている人は,セカンドスローン後,ぜひこれらの狩り場を活用しよう。
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・ヘルバウンド入場ルールの変更
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ヘルバウンドに行く機会があるのは,レベル80前後のキャラクターということで,初心者〜中級者にはしばらく関係のない話だが,一応覚えておくといいだろう。
非コアプレイヤーに朗報! 最大“通常の3倍”の
経験値が得られるバイタリティシステム
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これは,「ロード・オブ・ザ・リングス・オンライン アングマールの影」や「Age of Conan: Hyborian Adventures」といった洋物MMORPGではおなじみの,比較的一般的なシステムだ。しかし本作の場合,モンスターの強さを問わず経験値を得た回数でボーナスが低下したり,ボス/レイドモンスターを討伐することでバイタリティレベルが上がったりと,若干クセのある仕様になっている。純粋に,あまりゲームに時間が割けない初心者〜中級者のためのものではなく,(例えば日常的にレイドボスハントをこなせる)コアプレイヤーにとってもメリットのあるシステムだと言えよう。
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検証に用いたキャラクターは,バイタリティレベルがMax(つまり300%ボーナス)のレベル80タイタン(ただし,バイタリティレベルが完全にMaxなのかどうかは判断できなかった)。これを信託の島に連れて行き,しばらくソロ狩りをしてみた。
バイタリティレベル4(300%ボーナス)での獲得経験値/SPは,ナイアスを倒した場合で37458/4149。ソネラティアを倒した場合で44175/4830。ちなみにこの状態で,オーバーヒットを用いてソネラティアを倒した場合には,55218/4830もの経験値とSPが得られた。
上記キャラクターは経験値が0.03%の状況から狩りをスタートしていたのだが,0.11まで経験値が貯まったときに,バイタリティレベルが1段階ダウン。経験値ボーナス250%での取得経験値/SPは,ナイアスを倒した場合で31215/3457。ソネラティアを倒した場合で36812/4025となった。
そして,そのまま狩りを続けていると,経験値が0.24%まで貯まったときにバイタリティレベルがさらにダウン。経験値ボーナス200%での取得経験値/SPは,ナイアスを倒した場合で24972/2766。ソネラティアを倒した場合で29450/3220となった。
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ソロ狩りのレベリング効率は,クラスや狩り場,戦い方によってかなり上下してしまうため,あえてこのような形で検証してみたのだが,イメージは掴めただろうか。今回はレベル80のキャラクターを用いたので,初心者〜中級者にとっては想像しづらいかもしれないが,取得経験値の高いモンスターを,できる限りオーバーヒットで倒していくという流れを守ってバイタリティゲージを活用すれば,セカンドスローン以前では考えられないほどの効率で,(長時間持続するわけではないが)経験値/SPが稼げるのは間違いない。
仕事や学業をそれなりに真面目にこなしていると,毎日1時間の狩りさえ難しいというのが現実だろう(週末だって,ゲーム以外にもやるべきことは山ほどあるわけで……)。そういうプレイヤーにとって,バイタリティシステムは明らかに福音といえるものだ。限られたプレイ時間を有効に使い,今まで以上に「キャラクターを成長させる楽しみ」を味わってほしい。
店売りアイテムや名品館のラインナップが変化
リーズナブルな「量産兵器」も実装
セカンドスローンの実装により,アイテム関連の仕様が大きく変化することになる。同アップデートで追加/変更される,アイテム関連の情報は,大別すると下記のようになっている。
・店売りアイテムのラインナップ/価格が変化
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テストサーバーの「ギラン城の村」で確認したところ,Cグレード最上位武器(エミナースボウなど)の販売価格は518万4850アデナ,フィスト ブレード級武器が363万4730アデナ,エレメンタル ボウ級が243万670アデナ,ダーク エルヴン ダガー級が193万9190アデナ,そしてDグレード最上位のエルヴン ロング ソードが152万5700アデナとなっていた。ちなみにアクセサリーは,封印のネックレスが47万7840アデナ,ナッセンのイアリングが35万8380アデナ,封印のリングが23万8920アデナであった。
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他方の量産兵器は,上述したようにエンチャントやオプション付与,精錬などで強化することはできないが,非常に安価なアイテムだ。例えば量産兵器:エミナース ボウが30万7340アデナ,量産兵器:エルヴン ロング ソードが7万2138アデナ,量産兵器:デーモン チューニックで3万4320アデナ,量産兵器:封印のネックレスが2万8270アデナといった具合である。
もうCグレードアイテムを装備する機会がない,あるいはオーバーエンチャント品やオプション付きのもの以外は興味がないというコアプレイヤーにとっては,あまり興味のない話かもしれないが,初心者〜中級者や,サブキャラ/サブクラスの装備を安く揃えたいという人にとっては,実にありがたい仕様変更といえよう。一般的なMMORPGと比べ,ゲーム内での金策が若干難しい印象のあるリネージュIIだが,セカンドスローンが導入されれば,そういった問題も多少は解決されるのかもしれない。
併せて,ギラン城の村にある名品館において,Bグレード下位の装備が販売されるようになったほか,マモンの鍛冶屋を通じて,Bグレード下位の装備を別の装備に交換できるようになる点も見逃せない。それらを総合して考えると,CグレードおよびBグレード下位装備のオーバーエンチャント品が多く出回るようになり,それらに関連する個人商店での相場も変化しそうだが……,セカンドスローン実装後の市場の動きに注目したいところだ。
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・アイテム製作で「当たり」が出るようになる?
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なお「混沌の」アイテムは,マモンの鍛冶屋を通じて研磨をすると「高級型」アイテムに変化するという。高級型アイテムは,アイテム名が黄色で表示されるだけでなく,オプションや精錬効果とは別に,特殊な効果が付与されるアイテムだ。高級型を入手するために武具の製作を繰り返す人が増えれば,素材アイテムの買い取り価格や一般武具の個人取り引き価格も若干変化しそうだが……。これに関しても,本サーバーでの動向を見守りたいところである。
・アクセサリーも「精錬」可能に
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・新種のハーブが登場&効果持続時間の延長
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セカンドスローンでは,「生命力吸収ハーブ」(ヴァンパイアリック レイジの効果)や「クリティカルのハーブ:威力」(デスウィスパーの効果)など,新たなハーブが登場するほか,ハーブによる補助魔法効果の持続時間が,従来の2分から5分に延長される。ソロプレイヤーにとっては朗報だろう。
そのほか,ペット用のアクセサリーが実装されたり,レイドボスモンスター/通常のモンスターのドロップ内容が変化したり,防具に適用される属性値が従来の約2倍になったりと,アイテム関連の追加/変更要素は数多い。詳しくは,7月22日以降の公式サイト内大規模アップデート情報ページで確認してほしい。
遠距離攻撃クラスの戦い方が変わる?
弓/魔法ダメージの変化について
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まずは弓の与ダメージに関してだが,攻撃者とターゲットとの距離により,与えられるダメージが変化するようになる。テストサーバーでは,レベル85のムーンライト センティネルにドラコニック ボウ(ソウルショットも装填)を持たせ,自己補助魔法をした状態で,アデン城の村にいるNPC「オリンピアード運営者」を,複数の距離から攻撃してみた。
最も遠くから攻撃した場合,通常ダメージは434〜500程度(クリティカルヒットが出た場合はその2倍程度)だった。そしてほぼ密着した状態で攻撃した場合,通常ダメージは352〜381程度。ちなみにちょうど中間距離あたりから攻撃した場合は,やはりその中間くらいの与ダメージが確認できた。
以上のことから,弓で攻撃する場合には,ターゲットとの距離を可能な限り広げるのが得策であるといえるだろう。相手の機動力を封じる状態異常攻撃や魔法の重要性も,それに伴って高くなりそうだ。
なお,セカンドスローン実装前のサーバーで,同じ条件によるテストが行えなかったため,実装前と実装後で,弓の与ダメージ自体が具体的にどう変化したのかは確認できなかった(そのため,事実上の上方修正なのか,下方修正なのかは安易に判断できない)。弓職を使っている人は,セカンドスローン実装前/実装後のダメージの変化を比べてみてほしい。ついでに,「こちら」のオーソリティ部門にエントリーできれば,オプション付きSグレード武器を入手するチャンスも得られて,いろいろと面白いかもしれない(締め切りが厳しいが……)。
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テストサーバーでは,レベル55のスペルハウラーに,ソード オブ ヴァルハラ(片手剣),ヘルナイフ(短剣),精霊のスタッフ(両手鈍器)をそれぞれ装備させ,スピリットショットを込めた状態で,ギラン城の村のNPC タウリンに,レベル8ハリケーンを撃ってテストしてみた。ちなみに,各武器の魔法力は122で,レベル3エンパワーの効果がある魔力強化ジュースを飲んだ状態での魔法攻撃である。
ソード オブ ヴァルハラ(片手剣)での魔法攻撃では,420〜513程度のダメージが確認できた。ヘルナイフ(短剣)での魔法攻撃ダメージは,448〜489程度。精霊のスタッフ(両手鈍器)での魔法攻撃ダメージは,380〜537程度だった。
弓によるダメージと同様,各武器で数十回ずつの試行であるため,サンプリングの精度は高いとはいえないものの,短剣ではダメージの幅が狭く,両手鈍器では幅が広がっていることが見て取れるだろう(片手剣はその中間程度だ)。
これらを考慮すると,とにかく最大ダメージを叩き出したいなら両手鈍器を装備するのがベターだが,その場合,盾が装備できなかったり,ダメージが安定しなかったりといったデメリットがある。他方短剣の場合,与ダメージは安定しているが,最大火力は若干心許ない,といった感じだろうか。
なお,魔法攻撃に関しては,魔法クリティカルの発生率が大幅に引き上げられるが,その際の最大ダメージが,従来の4倍から3倍に引き下げられている。さらに魔法クリティカルの発生率は,最大でも20%を超えないように調整されている。攻撃魔法の使い手は,これらを踏まえたうえで,装備すべき武器をアレコレと悩むことになりそうだ。
正式サービス開始から4年以上経ち
今なお変化し続けるリネージュIIに注目
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またコアプレイヤーにとっては,個人名声値の追加/血盟名声値の仕様変更も気になるところだろう。特設ページの「こちら」をチェックし,セカンドスローン実装後の闘争に備えておこう。
初心者〜中級者においては,レベル62のキャラクターまで「冒険家NPC」の補助魔法が受けられるようになったり,ゲートキーパーを通じたテレポート移動がレベル40以下のキャラクターなら無料になったりと,これまた大きな変化がある。
バイタリティシステムや,量産兵器の実装もあり,リネージュIIは非常に遊びやすくなったという印象が強い。本作に興味を持っている人は,「こちら」の記事内にある無料プレイシリアルナンバー(2008年7月25日まで)や,公式サイトから取得できる無料体験アカウントを使うなどして,セカンドスローン以前/以降のリネージュIIを遊び比べてみるといいだろう。
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リネージュII セカンドスローン - この記事のURL:
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