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「ラグナロクオンライン」「11thアニバーサリー・フェスタ」は人気ゲーム実況者が多数登場する賑やかなステージに
「11thアニバーサリー・フェスタ」の会場では,二次創作販売会「らぐへす」のほか,ポリン玉入れや「アドベンチャーズタワー」の先行公開などさまざまな催しが行われた。
ステージでは,「ラグナロ娘」の乾 曜子さんや10周年スペシャルサポーターの白河優菜さん,人気のゲーム実況者であるしゃけとりくまごろうさん,FB777さん,あろまほっとさん,eoheohさん,KIKKUN-MK-IIさん,大将さん,めろちんさん,ドグマ風見さん,みゃこさんが集合し,会場の見どころなどを楽しく解説した。
「アドベンチャーズタワー」は面白アイデアが詰め込まれた塔
今回は中級者向けの「鍛錬の塔」,上級者向けの「挑戦の塔」の2本立て。鍛錬の塔はレベルアップに最適。挑戦の塔は手ごわいモンスターが集められているうえに,サーバーごとのタイムアタックも行われる予定となっており,文字通りに挑戦しがいのある内容となっている(ちなみに,塔が2つで11周年の「11」を表しているとのこと)。
今回は,12名の運営スタッフが参戦し,テストサーバー上の挑戦の塔に挑んだ。運営スタッフが使うのは,あらかじめ用意されたキャラクター達だ。ロイヤルガード,ソーサラー,ジェネティック,レンジャー,朧,ウォーロック,ミンストレル,ワンダラー,修羅×2,アークビショップ×2の12体で,いずれもBaseLvは149,JobLvは50となっている。「放送時間がある限り,上のフロアを目指す」というルールの下,50階ある挑戦の塔へのチャレンジが始まった。
挑戦の塔のモンスター構成がプレイヤーから募集されたものであることは前述のとおりだが,実にいろいろなアイデアがあり,プレイする人を飽きさせないものとなっていた。
「神話に出てくるモンスター」「巨大系モンスター」といった分かりやすいフロアがあれば,「一つ目のモンスター」「ぽよんぽよんしたモンスター」「何かに乗ったモンスター」「青いモンスター」などの見た目重視のフロアや「楽器をドロップするモンスター」「名前の中に,食べ物の名前が含まれたモンスター」「海鮮丼の材料になりそうなモンスター」など,かなりユニークなフロアもある。さらに「不意打ちを得意とするモンスター」や「クァグマイアを使うモンスター」「魔法が効きにくいモンスター」といったシリアスなテーマのフロアも存在するなど,かなり多彩な構成となっていた。それぞれのフロアにどんなモンスターが登場するか,楽しみにしながらプレイしてみよう。
運営チームのパーティは危なげなく34階までを突破。50階全クリアも余裕かと思われたが,35階で快進撃はいったんストップした。35階は,お馴染みの「セリア=アルデ」が研究のためにポリンを集めたという設定で,キングポリンや無数のポリンが登場し,パーティを襲撃する。倒されたメンバーを蘇生するも,別のメンバーが犠牲になるという膠着状態が続いたり,パーティが分断されるなどの危機が訪れたが,なんとか体勢を立て直すことに成功。続いては,セリアの仲間達を一人一人おびき寄せては倒していくという注意深い作戦が見事にはまり,なんとか35階をクリアすることができた。
挑戦の塔は,5階ごとにボスフロアとして高難度のフロアが登場する構成になっているが,35階をクリアして勢いづいたパーティは44階までを一気に駆け抜ける。しかし,45階,「劇団」という風変わりなテーマのフロアで再び苦戦を強いられることに。再び何人かのメンバーがダウンしてしまい,それを蘇生するという繰り返しが続いたが,制限時間が迫っていることから,パーティは強行突破に作戦変更し,モンスターと真正面から殴り合う。かなりの損害を出しながらもクリアするも,「イケメン」をテーマとした47階でタイムアップとなってしまった。
なお,挑戦の塔は昨年同様「ギブアップ」機能を実装しており,クリアできなくても,とりあえず先には進めるようになっているとのこと。もちろんタイムアタックは無効となってしまうが,凝った趣向のモンスター配置を見てみたい人はこちらの機能も試してみるといいだろう。
次なる生放送の企画は「出演者がモンスターになる」!?
16時過ぎからは「ラグナロクオンライン生放送の未来予想図!?」と題したコーナーが開催された。出演者達が,今後の生放送でやってみたい企画をそれぞれ提案するという趣向だ。乾さんから「コスプレ撮影会」,しゃけとりくまごろうさんは「つるつる(自らの胸毛や腕毛を脱毛する)」,白河さんは「出演者によるプチ攻城戦」,みゃこさんは「野外放送」,FB777さんが「モンスターを操作してプレイヤーと戦いたい」とバラエティ豊かな企画を提出していた。
ニコニコ動画の視聴者からアンケートを募ったところ,1位がFB777さんの「モンスターを操作してプレイヤーと戦いたい」,僅差の2位が乾さんの「コスプレ撮影会」,3位がしゃけとりくまごろうさんの「つるつる」となった。とはいえ,次の24時間生放送が行われる11月30日まで1週間ほどの時間しかない。FB777さんの企画が即座に生放送へ反映されるというわけではなさそうだが,乾さんは「いつかこの企画が実現できれば」と前向きだった。
ここで,予定を変更し,スペシャルマッチ「日本VS世界対抗戦」に出場したギルドである「それはないける」がステージ上に登場した。
台湾代表との戦いで2勝1敗という成績で見事に勝利した「それはないける」だが,勝利の秘訣は「待ちのスタイルが多かったので,そこに速攻をかけたこと」だとのこと。「2011年に,同じサーバーの仲間とギルドを作り,大型連休などは,メンバーでキャンプに行ったりもする」と,ギルド成立の経緯とチームワークのよさをうかがわせるエピソードを披露した。今回の大会に向けて,2か月間,毎日3時間ほどの練習をして備えたとのこと。休んだのはわずか2日だというから,かなりの集中力といえるだろう。「ギルドにとって,ラグナロクオンラインとは何か?」という質問に対して「仲間と一緒にいられる時間」であると回答すると,満場の観衆から拍手が起こっていた。
最後にしゃけとりくまごろうさんは「来週の12月1日にラグナロクオンラインは11周年を迎えます。皆が作った動画や曲,振り付けなどすべてが一つになって,楽しくその日を迎えられればいいと思います」と,11月30日の24時間生放送に意欲を示しつつ,この日のイベントを締めくくった。
シリアスなPvPを楽しみたい人には「Ragnarok World Championship 2013」,そして,のんびりと二次創作物を見たりステージを楽しみたい人には「11thアニバーサリー・フェスタ」。このほかにも,コスプレあり,記念撮影あり,オーナメント制作や絵馬ありと,実にいろいろな催しが用意されており,幅広い層が楽しめるようになっていたのが印象的だった。会場を訪れた人の満足度も高かったようで,終日笑顔の絶えないイベントとなっていた。
「ラグナロクオンライン」公式サイト
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