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三次職を含めた「RO」の今後と,クエスト&PvPを強化するRO2の展望。Gravity Festivalのプレスカンファレンスから
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印刷2007/07/21 23:50

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三次職を含めた「RO」の今後と,クエスト&PvPを強化するRO2の展望。Gravity Festivalのプレスカンファレンスから

ROの今後のアップデートについて語ったHong Sang Kil氏(左)と,RO2のプレゼンテーションを担当したPark Young Woo氏(右)
 「Ragnarok Online World Championship 2007」を主催するGravityは,同時に同会場でプライベートショウ「Gravity Festival 2007」を実施しており,会場には「Time'n'Tale」「Pucca Racing」,はたまたガンホー・オンライン・エンターテイメントの開発作品である「エミル・クロニクル・オンライン」など,同社が扱うさまざまな作品のコーナーが設けられ,試遊機なども用意されていた。

 もちろん「ラグナロクオンライン」(以下,RO)「ラグナロクオンライン2」(以下,RO2)もこの例外ではなく,物販コーナーやサークル(?)物販スペースすら設けられているのだが,それとは別に両作品の今後に関するプレスカンファレンスが21日11:00AMから実施され,海外メディアがそこに招かれた(韓国国内メディアは別の時間帯)。そこでの発表内容を,資料画像を交えつつお伝えしよう。



 GravityのプロデューサーHong Sang Kil氏によって最初に語られたのはROのアップデート予定について。具体的な項目は以下のとおりとなる。

Episode 12.X以降
ドキドキメモリアルダンジョン
新しいPvPシステム
シーズモードのVer.1.5
インタフェースの改良



 まず,Episode 12.X以降の展開について。Episode 12のタイトルは「Resurrection of Morocc, the Satan」(魔王モロクの復活)。ミッドガッツエリアがアップデートされ,魔王モロクの出現により,モロクの街に異世界に通じる出入り口が現れる。あとで述べる具体的なフィーチャーにも関連するが,以降のストーリーはもっぱらその異世界で展開され,異世界の勢力との戦争が主題となる。
 また,シュバルツバルド地域にある生体工学研究所では,またも人の倫理を問うエピソードが描かれ,新たな秘密が明かされる。



 次のドキドキメモリアルダンジョンとは,要するにパーティプレイ向けのインスタンスダンジョンのこと。同時にアイテムバインドシステムも追加予定で,そのアップデートは韓国では10月中に200アイテムに及ぶという。
 また,「Ancient Seal」と呼ばれるミッションも追加される。これは「Baphomet advents!」の一環であり,修道院の地下に隠された聖なる印を,守りきるのが任務となる。そのほか,「無限の塔」と呼ばれる新しい地形も導入されるようだ。



 新しいPvPシステムはシーズモードとは異なる目標が設定されたもので,ある種の得点ないし素材をめぐって行われる。韓国においては2007年11月に,2種類の戦場マップが追加されるとか。
 その一方で,シーズモード自体もバージョンアップする。より広いマップと,多数の目標を備えた新マップが,シュバルツバルドとアルナベルツの両地域に,それぞれ9月と11月のタイミングで追加され,旧来のシーズモードはそのままに,韓国ではVer.1.5の開催日が週二日用意される。

 それ以降の長期的な予定に関しては,三次職が導入され,それに見合った難度に改修されるエリアが出る。なお,三次職関連のアップデートの対象となるキャラクターレベルは,Lv99〜Lv150あたりになるという。
 加えて動作の最適化パッチや,クエストをより受けやすくするNPCの再配置が考えられているほか,戦闘メッセージをチャット欄から切り分けるバトルメッセージウィンドウや,クエストウィンドウの導入も予定されている。



 それだけではない。今回のプレスカンファレンスでは,Episode 13.1や,三次職の中身についても説明があった。Episode 13.1については詳しい情報が明かされていないものの,主な舞台は引き続き異世界。異世界に強力な勢力複数が登場し,プレイヤーはそのうち一つと手を結んで,残りの勢力と戦うことになる。
 また,ここでもシーズモードと異なる広大な戦場マップが用意され,目標によって異なる報酬がプレイヤーを待っている。
 さて,注目の三次職とはどんな内容なのか。カンファレンスではハンターの三次職「レンジャー」,ブラックスミスの三次職「メカニック」がラフスケッチとともに示された。三次職には二次職から転職でき,ひとたび三次職に就くと上位二次職(転生職)にはなれない。これが,事実上転生以外の道を示したものなのか,それとも転生後に三次職に就くことが独自のメリットを発揮できるのかは,説明および資料では分からなかった。また,転職によってキャラクターレベルは変化しないが,レベル上限が伸びる。三次職の導入は,3-1職が2008年前半,3-2職が後半を予定しているとのこと。

 三次職という目を引くアップデートもさることながら,今後のROはPvP要素の充実させつつ,敵勢力を通じて陣営利害の側面を導入するという方向性のようだ。




 続いての話題はRO2だ。プロデューサのPark Young Woo氏は,より自由な転職システム,武器の成長システムなどといったRO2の特徴についてひととおりおさらいしたあと,次のアップデートで導入が予定されている課題に触れた。具体的に言うと,ゲーム内のチャットシステムに追加されるフレンド登録機能と絶交機能(イグノア機能),そしてより物語らしく展開されるクエストのことだ。とはいえ,このあたりはまだβテストが始まっていない各国のメディアにとっては,いささか分け入りすぎた話題である。

 そこで,そもそもの操作方法について聞いてみた。過去に触れたプレビューバージョンのRO2では,マウスのみではほとんどプレイにならず,キーボードの併用が前提になっていた。日本サービスをにらんだとき,いささか心配になったのだが,実際のところこの点はどう考えられているのだろうか? Park氏の回答の要点は以下のとおりだ。

キーボードですべての操作が可能
マウスだけでも,ジャンプを除く全操作が可能
ゲームパッドはサポートしないが,キーボードエミュレーションで主要な部分を代用することは,実質可能と思われる

といった感じ。イベントの機会などにRO2を触ってみて,その点に不安を抱いていた人も,まずは安心してよさそうだ。(Guevarista)

  • 関連タイトル:

    ラグナロクオンライン

  • 関連タイトル:

    RAGNAROK Online 2: Legend of the Second

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