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印刷2011/09/14 21:02

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PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編)

 本日(2011年9月14日),ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)は,「SCEJ Press Conference」を,東京都内で開催した。
 このカンファレンスでは,PlayStation Vita(以下,PS Vita)の基本的な機能が紹介されたほか,発売日が2011年12月17日となることや,3G回線のキャリアパートナーがNTTドコモであること,そしてPS Vitaと同時に発売される数々の専用タイトルが紹介された。本記事では,カンファレンス詳報の前半部分をお届けしよう。

ローンチソフトは26タイトル。PlayStation Vitaの発売日は12月17日(土),3G版のキャリアはドコモに決定。「Z.O.E」「ファイナルファンタジーX」など注目作も発表されたSCEJプレスカンファレンスをTwitterで実況

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SCEジャパン プレジデント 河野 弘氏(上),SCEジャパン 代表取締役 社長 兼 グループCEOアンドリュー・ハウス氏(下)
 最初に登壇したSCEジャパン プレジデント 河野 弘氏は,2011年9月1日付けでSCE 代表取締役 社長 兼 グループCEOに就任したアンドリュー・ハウス氏を紹介した。
 ハウス氏は1995年にSCEに入社したのち,欧米でPlayStationのビジネスに携わってきた人物だ。15年ぶりに東京に戻ってきてワクワクすると話すハウス氏だが,その一方でPS Vitaのローンチというタイミングでの社長就任には身が引き締まる思いとの感想も述べていた。

 さらにハウス氏は,世界中の優れた開発者が魅力あるソフトでPSファミリーを盛り上げ,かつ最先端の技術でユーザーを震撼させるだろうと展望を述べた。現在,PS3,PSPとも売り上げは順調に推移しているとのことで,ハウス氏はこれからの年末商戦にも全力で臨みたいと意気込みを見せた。


 続けて河野氏は,1年前の東京ゲームショウ 2010にて,PSビジネスが好調と報告したことに言及し,それ以降,さらに躍進できたと述べる。
 PS3は2011年6月の時点で,全世界の累計販売台数が5180万台に達しており,この1年間の据え置きゲーム機販売台数のシェアとしては49%,対応ソフトのシェアは46%とNo.1のポジションを確立しているとのこと。河野氏は,その理由を,各パブリッシャから魅力的なソフトがリリースされていること,そしてtorneやPS Moveなどによって新しい価値をユーザーに提供できたことにあると説明した。

 また,先日発売されたバンダイナムコゲームスの「テイルズ オブ エクシリア」が,初週で50万本を販売する勢いであることや,今後レベルファイブの「二ノ国」,スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー XIII-2」といった大型タイトルの発売が控えていること,そしてPS3本体にもスプラッシュ・ブルー/スカーレット・レッドの2色が登場することから,年末商戦にも期待したいと述べた。

PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編)

 一方のPSPは,2011年6月時点で全世界の累計販売台数は7140万台。日本市場での,ここ1年の販売シェアは,ハード43%,ソフト49%となっているとのことで,河野氏は“ハード/ソフトとも最も売れたプラットフォーム”と表現する。河野氏は,その理由をPSPのアドホック通信を使った協力プレイの人気にあると述べ,「とても7年目を迎えたハードとは思えないほど元気な状況が続いている」とまとめた。
 なお,2011年末には,表面が赤で裏面が黒というツートンカラーのPSP本体を投入し,若年層や女性層にむけたPSファミリーのエントリーモデルという位置づけを盤石なものにしていくとのことである。

 しかし,すべてが順調だったわけではないと河野氏は話し,2011年4月にPS Networkがサイバー攻撃を受け,長期にわたって閉鎖しなければならなかったと続けた。河野氏は,ユーザーやコンテンツプロバイダーに対して謝罪すると同時に,SCEのセキュリティに対する意識を改革するきっかけとなったと述べる。
 なお,河野氏曰く,2011年6月に欧米で,続く7月に日本でPSNの稼働を再開してからは,閉鎖前の状況に迫るほど活況を見せているとのことだ。

 以上の状況をまとめて,河野氏はこの1年,PlayStationのビジネスが概ね好調に推移してきたと述べる。そのうえで今後の成長戦略をどのように描いていくのか,発展性をどう確保していくのかがより重要であると続け,その一端を担うのがPS Vitaであると説明した。
 河野氏は,PS Vitaが究極のポータブルエンターテイメントを提供する次世代の携帯型ゲーム機であり,PSファミリーの新しいメンバーであると紹介した。


 スマートフォンが台頭している昨今は,ソーシャルゲームが人気を得るなど,ゲームを取り巻く状況も大きく変化し,その楽しみ方も多様化していると河野氏は述べる。
 その一方で,河野氏は,ゲームクリエイターがアイデアとテクノロジーを駆使してゲームの世界を大きく広げていることに言及。最先端の分野からカジュアルな分野に至るまで領域が拡大している現状は,大きなチャンスであると述べた。
 さらに河野氏は,PS Vitaこそが,そうしたコアな体験からユニーク/カジュアルな体験までを満たすエンターテイメントのプラットフォームであると続ける。


 ダイジェストムービーの上映後,河野氏はPS Vitaの価格をあらためて発表し,3G/Wi-Fiモデルが2万9980円,Wi-Fiモデルが2万4980円で変更がないことを確認。そして「皆さんが最も関心を持っていること」と前置きして,PS Vitaの日本での発売日が2011年12月17日であると発表。さらに「できるだけ多くの台数を用意し,一人でも多くの方にPS Vitaを発売当日に手にしていただくべく,生産の準備をしている」と続けた。

 さらに河野氏は,このカンファレンスにて,SCEの公式サイトに用意したPS Vitaのコミュニティサイトに寄せられる質問や問い合わせに答えていきたいと述べ,とくに質問の多かったものとして以下の4つの項目を掲げた。

・PlayStation Vita 発売日
・3Gモデルの概要
・タイトルラインナップ
・PSPタイトルのサポート


 このうち,発売日については上記の通り。

 続く3Gモデルの概要について,まず3G回線のキャリアパートナーとしてNTTドコモと全面協力することを発表。キャリアパートナーに同社を選んだ理由を,安定と信頼性,そして共に新しいことにチャレンジできる姿勢を重視したと説明した。

NTTドコモ 代表取締役副社長 辻村清行氏
 河野氏に紹介されて登壇したNTTドコモ 代表取締役副社長 辻村清行氏は,PS Vitaを高い性能と魅力的なコンテンツを持つハードと表現し,そこに3G通信を組み合わせることで大きな価値と可能性が生まれると述べる。
 さらに,多くのユーザーが,その価値をすぐに体験できるようにするため,新たなプリペイドデータプランを新設したと続けた。辻村氏は,このプランを企画するにあたり,ゲームユーザーが意識することなく気軽にデータ通信を可能にするにはどうすればいいか検討したと述べ,SCEから多くのアドバイスを受けたことを明かす。そして,以下の2種類のデータプランを発表した。

・プリペイドデータプラン 20h
料金:980円
受信時最大128Kbps/送信時最大64Kbps:20時間

・プリペイドデータプラン 100h
料金:4980円
受信時最大128kbps/送信時最大64kbps:100時間
受信時最大14Mbps/送信時最大5.7Mbps:3時間(FOMAハイスピード)

 辻村氏は,料金設定はもちろんのこと,購入後,パッケージを開けたらすぐにNTTドコモの通信が使えることなど,すべての点においてチャレンジしたと述べ,ゲームユーザーの多くを占めるであろう若年層にも安心して使えることをアピールした。
 また河野氏も,このデータプランを利用するにあたっては,従来のプリペイド方式に必要だった店頭手続きが要らないことや,NTTドコモが提供する既存のデータプランも利用可能なことを補足した。


 辻村氏は,今回のSCEとNTTドコモの協力体制により,3Gネットワーク,クラウド,スマートフォン/タブレットのそれぞれと,PS Vitaが繋がることにより,新しい価値が生まれるとし,多くの人が同時に一つのゲームを楽しむ,ソーシャル要素を含んだサービス/コンテンツや,複数の国家や機種をまたいだエンターテイメントが生まれるのではないかと展望を述べた。
 また河野氏も,スマートフォンのような新しいプラットフォームと,従来のゲーム市場は競合するものではなく,一緒に新しい市場を拡大していくものであると述べ,それにはバランス感覚と成長戦略が欠かせないとまとめた。

 さらに河野氏は,PS Vitaの実機を使って,実際に初めて3Dネットワークにアクセスする手順を実演してみせた。
 起動画面の右上には,まるでシートがめくれあがっているかのような表示があり,河野氏がそこをタッチして剥がすような動作をすると,設定画面に移動。言語,タイムゾーン,日付/時刻を設定すると,3Gネットワークの検索に入る。
 3Gネットワークへのアクセスが完了すると,今度はPSNを利用するためのアカウント設定に移る。ここでPSNのアカウントを持っていれば,入力することもできるが,河野氏はあえてお試しアカウントを利用して,どれだけ簡単にネットワークを利用できるかをアピールした。


SCE 開発サポート部 課長 秋山賢成氏
 続いて,SCE 開発サポート部 課長 秋山賢成氏によって,PS Vitaの本体機能のデモが実演された。秋山氏は,ユーザーによってある程度カスタマイズされたという設定のPS Vita本体を使って,インタフェースや標準アプリケーションをを紹介。ホーム画面での壁紙の設定や,ビデオプレイヤーやミュージックプレイヤーを起動したり,あるいは音楽を再生しながらフォトビューワーを起動して,基礎的なマルチタスクが動く様子をみせた。また,上記の“剥がす”動作によって,アプリケーションを終了させる様子も披露した。
 この「マルチタスク」であるという点は,これまでの携帯ゲーム機とは違った特徴なので注意が必要かもしれない。それぞれのアプリケーションは,次のアプリケーションを起動させても自動で終了することはなく,明示的に終了させる必要があるようだ。ゲームを起動している裏でほかのアプリが立ち上がっていると,システムリソースやパフォーマンスに影響する可能性もありそうだ。

 また,初めてPS Vitaに触る人のために,遊びながら操作を覚えられるアプリケーション「ウェルカムパーク」も紹介され,簡単なゲームを通じてタッチパネルの感覚を学ぶ様子や,カメラを使ってフォトパズルで遊ぶ様子などが紹介された。

PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編) PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編)
PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編) PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編)

 そのほか,位置情報を使ってほかのユーザーとコミュニケーションを図る「near」,ゲームの壁を越えてボイス/テキストチャットを可能にする「パーティー」などが紹介された。
 とくに専用Webブラウザはタッチパネルによる快適な操作を実現しており,マルチタスク時にも軽快に動作するとのこと。また「コンテンツ管理」では,USBケーブルを介してPS3もしくはPCに接続すれば,PS Vita上からコンテンツの閲覧やデータ管理も可能だ。

PS Vita本格始動開始! “考えうるすべての機能を兼ね備えた究極のエンターテイメントシステム”の姿とは? 「SCEJ Press Conference」詳報(前編)

 PSNの機能を活用するために欠かせない「フレンド」機能ももちろんある。上記の通り,PS3などで使っていたアカウントがあれば,PS Vita上から既存のフレンドとコミュニケーションを取ることも可能だ。さらには,「トロフィー」機能も拡充され,簡単に閲覧や比較ができるとのこと。
 Facebook/Twitter/foursquare/SkypeといったSNSなどに向けては,専用クライアントが用意される。秋山氏は,ゲームプレイの途中でSNSを立ち上げてゲームの状況を報告し,また」ゲームプレイに戻るといった使い方を示唆した。

 再び登壇した河野氏は,PS Vitaの誇る高精細なグラフィックスを実現するPS Vitaの有機ELディスプレイ,本体前面と背面に配置されたタッチパネル,操作に欠かせないデュアルアナログスティック,モーションセンサーによる直感的な操作,3GとWi-Fiによって実現されたネットワークへの常時接続,マルチメディア機能,SNS機能との連携などの特徴を挙げ,「およそ考えうる機能を兼ね備えた,究極のエンターテイメントシステムになっている」と述べた。
 カンファレンスは,まだ継続していくのだが,PS Vita用タイトル情報などについては詳報の後編に譲りたい。

「ニコニコ動画」への対応も。「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」「ロード オブ アポカリプス」など,オリジナルタイトルを含む多くの新作が発表された「SCEJ Press Conference」レポート(後編)


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