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「いったぜ1億5000万台!」PlayStation 2の累計出荷台数が1億5000万台を突破
PlayStation 2は,2000年に発売されて以来,初代PlayStationを置き換えるものとして販売台数を伸ばしてきた。発売当時は,ゲーム機としての高性能さに加え,DVDプレイヤーとしても破格の存在だったことを記憶している人も多いだろう。PlayStation 3での互換機能がなくなったためか,最近でもテレビと一体型の機種も発売されるなど,PlayStation 3が発売されて久しい現在でも販売が続いている。
2005年に1億台を突破して以来,ゲームボーイや初代PlayStationなどを抜いて,累計販売台数記録を更新していたのだが,今回は1億5000万台という記念すべき数字を達成した(ちなみに,2位はニンテンドーDSで,2010年末で1億4459万台出荷)。さすがに日本では,全盛時のソフト資産を再生する目的で購入されるものがほとんどだと思われるが,東欧・中東・東南アジア・南米あたりでは,まだまだ需要は続いているという。1億台までが5年,1億5000万台までがさらに5年。2億台の大台に到達することは難しいかもしれないが,どこまで迫れるのかに期待してみたい。
「プレイステーション 2」全世界累計売上1億5000万台を達成
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション 2」(PS2)は、2011年1月31日時点で全世界の累計売上台数が1億5000万台※1を超えました。 これは2000年3月の日本国内発売より約10年11ヶ月での達成となります。
全世界の幅広いユーザーの皆様およびソフトウェアメーカー各社から強力なサポートをいただき、自社の「Gran Turismo」、「God of War」、「SingStar」※2、「Ratchet&Clank」をはじめとした数々の歴史的ヒットシリーズをはじめ、これまでに発売されたPS2専用タイトル数は、2010年12月末時点で10,828本、累計売上本数は15億2,700万本に達しています。
また、2003年※3には「“PlayStation 2”専用EyeToy USBカメラ」(“EyeToy”カメラ)を発売し、従来のコントローラに加えて、より直感性の高いゲームプレイを提案しました。これにより、同カメラを通じて、プレイヤーの手や、頭、足などの動きをゲームにフィードバックするだけでなく、テレビ画面にプレイヤー自身をとりこみ、ゲームを進めていくプレイスタイルを実現し、ファミリーやライトユーザーにもプレイステーションの世界を拡げてきました。
さらに、PS2は、DVDプレイヤー機能を初めて搭載した家庭用エンタテインメントシステムとして、DVDの普及にも大きく貢献しました。発売からまもなく12年目を迎える現在もなお、PS2は東欧・中東・東南アジア・南米を中心に世界各地で需要が見込まれています。
SCEは、引き続きプレイステーションプラットフォームの一層の拡大を図り、プレイステーションならではのコンピュータエンタテインメントの世界の創造を推進してまいります。
以上
※1 SCEから販売店等に引き渡された数量。
※2 日本未発売。
※3 発売年は国・地域によって異なります。
※「プレイステーション」、「PlayStation」、「PS2」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。また、「EyeToy」は同社の商標です。
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