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ゲームの歴史における「50の偉大な発明」とは何か?
![]() バレットタイムの発明者として知られるマックス・ペイン氏 |
それはともかく,50年ほどの歴史を持つ(1958年の“Tennis for Two”が史上初だとしてだが)ゲーム史においても,さまざまな発明が行われ,我々の暮らしを豊かにし,ゲーム業界は拡大を続け,しまいにゃ“PCゲーム専門情報サイト”なんかが出現して,よく考えたらすごい話。ちなみに,ここでいうゲームとは,半導体などを使ったいわゆるビデオゲームを指し,将棋やチェス,サッカーといったゲームのことではなく,もちろん「恋のゲーム」とかなんとか,こじゃれたものでもない。
というわけで,イギリスのゲーム情報誌「EDGE」のゲームサイト,Next Generationが「ゲームにおける50の偉大な発明」(50 Greates GAME DESIGN INNOVATIONS)と題した記事を掲載しているという話につながるのである。いい流れだ。
記事に挙げられているのは,「探検」(Exploration),「MODのサポート」(Mod support),「オープンエンドなゲーム」(Sandbox modes),「ゴッドゲーム」(God games),「バレットタイム」(Bullet time),「マウスとキーボードによるFPSの入力」(Mouse+WASD keys for 3D first-person movement)などなど,それぞれ「なるほど,そうか!」(Naruhodo Souka!)と思えるようなものばかり。そもそもどのタイトルで始まったことなのか,続くゲームにどのような影響を与えたのかといったウンチクも語られているのでタメになる。例えば,今やMMORPGなどですっかりポピュラーになった「マルチプレイダンジョン」(Multiplayer dungeons)は,1979年,エセックス大学で作られたMUD(Multi-User Dungeon/テキスト形式のオンラインゲーム)に端を発し,それは大型コンピュータで遊ばれていたとのこと。韓国では国を挙げてダンジョン探索に励んでいるという記述もある。また,筆者がすっかりCommand & Conquerシリーズに始まると思いこんでいたRTSは,どうやら1983年の「Stonkers for the ZX Spectrum」という,ほとんど聞いたことのないタイトルがその最初の例であるらしい。うーん,タメになるなあ。
もっとも,ジャンルからビジネスモデル,入力方法からゲームのフィーチャーまで一緒くたに網羅してあるため,いささか雑然とした印象を受けるが,今ではごく当たり前になっている「ポイント&クリック」(Point-and-click)方式のゲームも,どこかの誰かが頭をひねって発明したものに違いはないのだ。
それにしても,恋愛シミュレーションのことを“Social and dating games”と呼び,その嚆矢として「同級生」が挙げられているのは,喜んでいいやら,なんといっていいやら。興味のある人はご一読あれかし。別に順位がついているわけではないので,どこから読んでも大丈夫である。
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