FPSゲームの元祖ともいえる，Wolfenstein 3Dの続編「Return to Castle Wolfenstein」の最新Screenshotsが「ここ」で公開された。
　Wolfenstein 3Dでは，プレイヤーは第二次世界大戦のさなかナチスの秘密のアジトに潜入して捕らえられてしまった連合国秘密工作員。捕虜収容所から脱出して，機密文書を無事に届けなければならないという設定。
　'94年に発売されるや大ヒットを飛ばし，開発メーカーのid Softwareは以後，DOOMシリーズ，Quakeシリーズなど，大ヒットゲームを連発，FPS（一人称視点3Dアクション/シューティング）ゲームという1ジャンルを確立し，現在では3Dアクションゲーム界の巨人ともいえる存在。

　Return to Castle Wolfensteinはその"正当な続編"といえるゲームで，Quake IIIエンジンを使用して開発の真っ最中だとの話。全世界注目のゲームの一つといえるだろう。
　いままでこれといった情報がまったくなかったのだが，今回ゲーム中の最新Screenshotsが公開された。とはいうものの，やはりこれ以外の情報はまったく公開されておらず，いまだ幻のゲームとなっている。まあ，Screenshotsが公開されたということで，開発は行われているんだなあと納得しておこう (^^;
　なお，Return to Castle Wolfensteinの開発は，Activision/id SoftwareからWolfenstein関係の権利を獲得したGray Matter Interactive Studiosが行っている。公式サイトなどはまだないようだ。